Titleist 712mb

Titleist 712mb

米国ゴルフ市場は現在、最悪な状態だが最高の時もあった。ゴルフビジネスを見る時の一つの考え方だ。現在、米国市場は経済不況から立ち直るための工事中のようなものだが、海外では違った状況が展開している。グレッグ・ノーマンはこの状況に「（確かに）米国ではゴルフは伸びていないが、世界的に考えれば伸び続けている」と示唆している。アイアンタイトリスト 712米国市場がエンジョイゴルファーの激減で悩んでいる中、地球の反対側、東南アジアでは全く逆の状況だとノーマンは続ける。「地域的に言えば、中国は依然ゴルフコースを造り続けている。そしてゴルフ人口も増えている。同様なことがインドでも起きている。インドの土地は、多分コースを造るには世界一高いと思われるが、それでもコースは出来ている。タイトリスト AP2 アイアンベトナムも巨大だ。東南アジア、クアラルンプール、シンガポールなへ行けばみんな同じだ。オーストラリアにもその傾向が見える」とノーマンは言う。AP2 712 も増えている。同様なことがインドでも起きている。テーラーメイドゴルフ会社の新発製品が大人気である。世界のツアーを席巻し、数々の伝説を生み出してきた“白いドライバー”テーラーメイドR11ドライバーに、“飛び”のニューモデル誕生 。R11Sドライバーの新たな特徴は、R11を超える更なるカスタマイズ力の強化。ロフトとフェイスアングルの調整幅が大幅アップ。その日、その時の状況に一番合ったコンディションに簡単に調整可能。460ｃｃとさらに深くなったヘッドで弾丸ショットを実現。艶消し加工の白いクラウンに黒いフェイスという強いコントラストの組み合わせで、ボールのアライメントが非常に楽に取れるという、色の科学を最大限に利用。石川遼が米男子ツアーのプエルトリコ・オープンで同ツアー自己ベストの単独2位に食い込み、世界ランクもメジャー自力出場の権利が与えられるトップ50圏内に再浮上した。奇しくも東日本大震災から丸1年目の3月11日に最終日を迎えた同大会。喪章をつけてティーグランドに上がった石川が魅せてくれた。首位と3打差の5位タイからスタートし、AP2アイアン 前半こそ1バーディ、1ボギーのイーブンパーとエンジンがかからなかったが、後半に入って10番、11番で連続バーディを奪うと、3日目まで連日バーディを奪っている相性の良い15番パー5で4日連続のバーディ奪取。さらに17番、18番も連続バーディと、本人が「まさかこんなに上位で粘れるとは思わなかった」と驚くほど尻上がりの内容で4アンダー68をマーク。テーラーメイドロケットボールズドライバーでホールアウトした時点では通算14アンダーでトップに立つ快進撃を見せた。AP2 アイアン 712も大人気である。最後は経験に勝るジョージ・マクニール（米）が終盤の3連続バーディで石川を再逆転。2打差で栄冠に輝いたが、石川にとって単独2位でのフィニッシュはなかなか結果が出せなかった海外で“未知の領域”に足を踏み入れた瞬間だった。今季出場5試合で獲得賞金が昨年の賞金ランク150位の額を超えたため、特別一時会員の資格を得たことに関し「米ツアーで戦う予定は？」という気の早い欧米の記者からの質問が寄せられたが、「将来的にはその方向を考えていますが、今シーズンのことはまだこれから…」と慎重に言葉を選んだ石川。優勝戦線に浮上した2日目には素直に「（PGAツアーの）ツアーカード712mb を目指しています」と本音を吐露し、アメリカテーラーメイドゴルフ会社2011年使用率NO.1テーラーメイドr11本格参戦を匂わせたが、日本の試合やスポンサーとの兼ね合いもあり「すぐにアメリカで戦います」とは言い出せない大人の事情があるのだろう。しかし同世代のローリー・マキロイ（北アイルランド）がすでに世界ランク1位に浮上し、押しも押されぬトップに立った今、石川も本気で海外挑戦を考えざるを得ないはず。